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裏コード

今日は前回に引き続きtritone substitutionの続きをやります。
トライトーンは2つの方向に解決しようとする不安定な状態のインターバルです。
今日の問題は
「前回取り上げたトライトーンの解決先をそれぞれ2つ示せ。」
です。

今日のリスニングダイアリーは
シカゴに行きます。
大恐慌とそれに続く世界大戦でニューオーリンズの町はどんどん景気が悪くなり、仕事にあぶれたミュージシャンは一路ミシシッピ川を北上していきます。一部のミュージシャンはシカゴにとどまり、シカゴブルースに発展していきます。
今日はそのシカゴブルースの第1人者Muddy WaterのGranada Blues Train。
電車のプラットホームでのPVだと思いますが、ほのぼのとしてとても好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=-tCsknLz32U

裏コード1

今日からは、トライトーン・サブスティテューション(通称裏コード)の復習に入ります。
まずは基本問題から・・

「ドミナント7thコードのトライトーンを答えよ。コードはG7,Bb7,Eb7とする。さらに、なぜそれらがトライトーンと呼ばれるのか答えよ。」

さて今日のリスニングダイアリーは大好きなサッチモおじさん。
West End Blues / Louis Armstrong



http://www.youtube.com/watch?v=f5Hbh_-IRs8&feature=related

ブルース5

今日は少し応用編に入ります。
Key in Fの通常のブルース進行を考えます。
| F7 | Bb7 | F7 | F7 | Bb7| Bb7| F7 | F7| C7 | Bb7| F7 | F7||
通常はこのような進行になります。
もっとコードの動きを少なくするために、2小節目をF7のまま、10小節をC7にしてみましょう。
さて、ここですべてのコードに共通しているのは何でしょう?

そうです、コードすべてが7thコードになっています。
通常の考え方は、F→トニック、Bb→サブドミナント、C7→ドミナント7thと所謂3コードで捉えますが、これを、3コードすべてに7thを加えることによって、F7, Bb7, C7をドミナント7thコードと捉えてみましょう。

さてここで問題

「ドミナント7thコードにあてはめることのできるアヴァイラブル・ノートスケールをシンプルなブルース進行に沿って組み合わせ、可能な限り多彩なソロを展開せよ。」

さて今日のリスニングダイアリーはニューオーリンズ・ジャズの巨匠キング・オリバー。
バンマスだけではなく、サッチモのメンターとしても有名です。

Joe "King" Oliver / Riverside Blues
http://www.youtube.com/watch?v=j_WbQYdQty0

ブルース4

今回はホリゾンタルアプローチに移ります。
一言でいうと楽曲をコード進行よりも、トーナルセンターを中心に捉えアプローチしていくやり方です。
よって、コードを縦に見るのではなく、ダイアトニックのつながりで捉えます。
では今日の問題。

「FジャズブルースをトーナルセンターをFとして捉えた場合に、コード進行に関係なく、12小節全部に使うことのできるスケールがある。その中でもっともよく使われるものを2つ答よ。」

今日のリスニングダイアリーはマーチです。
ニューオーリンズは当時、アメリカの中でも4本指に入る軍事都市だったと言われています。
軍隊のあるところにマーチングバンドありで、このマーチの音楽もジャズの発祥の一翼を担っていたと言われています。
John Philip Sousa / The stars and stripers forever
http://www.youtube.com/watch?v=YMM0d--ZRyM

ブルース3

制作で手が回らなくなり、更新が遅くなってしまいました・・・
さて、前回はブルースでしたね。
ジャズのインプロヴィゼーションのアプローチの仕方には3種類ありました。
1つ目はヴァーティカルアプローチ、2つめはホリゾンタルアプローチ、3つめは前述の2つのアプローチをミックスしたものでしたが、今回は1つめのアプローチを掘り下げていきます。

問題
「ジャズブルースのそれぞれのコードに対して使うことのできるアベイラブル・ノート・スケールを書き出し、記譜せよ。ただし、ドミナント7thコードに対してはミクソリディアン以外で最低2つ以上のスケールをあてはめよ。KeyはF、Bbの場合で考えよ。」

今回はいきなりヘヴィーですが、おぼーん休みもあるのでゆっくり時間をかけて頑張りましょう!!

リスニングダイアリーですが、前回のラグタイムから派生したスタイルにストライドがあります。
どちらも左手がベースとコードを交互に弾くスタイルには変わりありませんが、ラグタイムは基本的に譜面に記載されている音楽を指すのに対し、ストライドはさらに右手のインプロヴィゼーションの要素が加わったものになります。
今回はストライドの巨匠アート・テイタムの演奏をご覧ください。
アートは幼少の頃から目が見えず、音楽は耳で学んだそうです。有名な逸話ですが、ある日2人のピアニストが連弾で弾いている演奏を1人と勘違いして、耳コピして、何と1人で弾いてしまったそうです。
Art Tatum / Tiger Rag
http://www.youtube.com/watch?v=CaPeks0H3_s&feature=fvw
プロフィール

ヨッシー・佐藤

Author:ヨッシー・佐藤
ブログへようこそ!!
ドリームミュージックでジャズ・ポピュラーピアノを教えているヨッシー・佐藤です。
このブログではレッスンでやった内容の理解度を確認するために毎回、問題を出します。
リスニングダイアリーの助けになるようなお勧め動画もアップしていきます。
音楽に興味のある一般の方も、もちろんご覧になってみてください。
では、なるべくこまめに更新できるように頑張りますので、楽しんでいってください。

東陽町の音楽教室「ドリームミュージック」
http://dream-mc.com/

ヨッシー・佐藤 Official HP
http://jazzidiomjp.googlepages.com/

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